Ray White Capital 四半期企業リスクレポート (2025年07月-09月)
目次
市場・競争
規制・許認可の影響
オーストラリア建築法が7月に改正施行、集合住宅設計基準を更新
7月29日、オーストラリア建築基準委員会(ABCB)は障害者建物アクセス基準の改正を施行し、同日に全国建築基準法2022年修正版2を公表した。これにより設計審査で参照する規格がAS1428.1:2021に更新され、審査実務の参照条項が明確化された。翌30日にはABCB最高経営責任者が修正版の適用範囲を再確認し、修正版1と2を併せて読むよう周知した。一方で9月17日、不動産業界団体は建設コスト上昇と高金利の影響で集合住宅供給見通しを下方修正すると発表した。 (1, 2, 3)
プロジェクト動向
豪州主要都市、手頃な住宅が日23軒純減 10年間で8万軒超消失
8月14日、豪州不動産大手Ray Whiteの主任エコノミストが2015〜2025年の住宅市場分析を公表し、主要9都市で手頃な住宅が日平均22.9軒純減していることが明らかになった。シドニーが7.1軒減と最も深刻で、ブリスベン5.0軒減、メルボルン3.6軒減が続く。一方でユニットは日1.5軒増加しているが、家屋減少の6%しか相殺できていない。その結果、手頃な住宅不足は深刻化している。 (4, 5, 6)
豪州で建築費と住宅価格の差が縮小、主要都市で新築採算に変化
オーストラリアで建築費上昇と住宅価格高騰の格差が縮小し、新築住宅の採算構造に変化が生じている。2025年6月期のCotality建設コスト指数は前期比0.5%上昇し年2.9%となり、直前期の0.4%から加速した。一方、8月の住宅価格は月次0.7%上昇し、在庫逼迫と借入余力改善により上昇が主要都市へ拡大した。Ray White社は8月25日、2021年から2025年で建築費が35%上昇したのに対し住宅価格は32%の上昇と発表し、一部都市では住宅価格上昇が建設費を上回る現象が確認されている。 (7, 8, 9, 10)
三菱地所、豪州ゴールドコーストで高級住宅開発に参画
三菱地所は豪州のゴールドコーストで高級分譲住宅開発事業に参画する。7月31日、同社は現地企業McNab、Ray White Capital(RWC)と共同で「Elements Budds Beach」の開発を発表した。地上29階地下4階建て87戸で、2028年上期の竣工を予定している。事業比率は三菱地所75%、McNab15%、RWC10%となる。8月5日にはRWCが戦略的資金提携を公表し、専用ファンドを通じた投資を開始した。 (11, 12, 13, 14, 15, 16, 17)
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サステナビリティ
活動
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当該期間のRay White Capitalにおいて、活動に関する重要な公的発表や報道は確認されなかった。
労働安全
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企業行動
経営交代
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M&A
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当該期間のRay White Capitalにおいて、M&Aに関する重要な公的発表や報道は確認されなかった。