遠隔監視による自律型農業機械の時代 | Kubota Corporation
クボタは、2027年4月に新型「アグリロボトラクタ MRシリーズ」を日本で発売します。無人モデルは、遠隔監視のもとで自律走行が可能です。商用発売を前提に開発された日本製トラクタとしては初めてのことです。* 農家の一日の働き方は、どう変わるのでしょうか。 日本では農業従事者の高齢化と減少が進む一方、農業を続ける人々は、離れた場所に点在する農地を含め、より広い面積を担うようになっています。北海道のある60〜70ヘクタールの家族経営農場では、機械作業の大半を一人のオペレーターが担っています。この地域には、5キロメートル以上離れた圃場を管理し、作物ごとの播種・収穫時期に合わせて作業を進めなければならない農家もいます。悪天候でたった一日作業が遅れただけでも、計画が狂うことがあります。 これまでは、より大型で高出力の機械を導入することが重視されてきました。しかし農家には、時間をより柔軟に使えることも必要です。従来のアグリロボは、運転者が乗らずに精密な作業を行えるため、オペレーターの経験への依存を軽減できます。ただし、監視する人が近くにいる必要はありました。クボタ株式会社 農機国内営業本部の鶴田真也本部長は、この制約をなくせることこそ、遠隔監視の本当の価値だと考えています。 新型の無人モデルでは、農家は作業現場を離れ、携帯電話回線を通じてタブレットで稼働状況を監視できます。トラクタが自律走行している間に、別の圃場を確認したり、出荷作業を進めたり、事務所で作業計画を見直したりできます。#無人自律走行トラクタは、農業に欠かせない二つの資源、人手と時間をより有効に活用する助けとなります。 この#イノベーションは、日本が機械化・自動化で培ってきた経験を活かし、少ない人手でも農場を稼働し続けられるよう支援します。開発の過程で培われた技術と知見は、日本に似た気候の地域や、機械化がまだ初期段階にある地域を含む、アジア各地の農家にも役立つ可能性があります。 *2026年8月6日時点のクボタ調べ。 #ForEarthForLife